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肋骨が開くって?

肋骨とは

肋骨とは心臓や肺などの大切な臓器を守る鎧の役目をしています。呼吸をするときに肺が膨らんだり縮んだりするのに合わせて動いています。左右で12対、合計24本の骨で構成されています。あばら骨と言われたりもします。

肋骨が開くとどうなる?

肋骨はデスクワークや運転、前傾姿勢などが慢性的に続くと周辺の筋肉がかたまり外に引っ張られることでどんどん開いていきます。肋骨が開いてしまうと通常の動きができなくなり、横隔膜の働きも弱まります。その結果肺に入れ込む酸素の量も減ってしまい、眠りが浅くなったり疲れが取れにくくなります。また肋骨が開くと肩甲骨は外に追いやられ、背中は丸みを帯びるので猫背などの不良姿勢を助長し、内臓も下垂してしまい、ポッコリお腹の大きな原因となります。

改善方法

しかしこの開いてしまった肋骨はジムやハードな運動をしなくても簡単に締めることができます。その方法は、「息を吐ききること」です。日常生活の中で息を最後まで吐くということはなかなかないと思います。意識的に息を長く吐く、吐ききるという動作は横隔膜やインナーマッスルを効果的に使うことができ、肋骨を締めることに最適です。余裕があれば肋骨の下部分を両手で抑えながら息を吐ききると尚効果は高まります。

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